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CPFusion IDE サイバー・フィジカル融合統合開発環境

CPFusion IDEは、工場や倉庫におけるロボット搬送システムと運用環境のデジタルツインを仮想空間に構築し、システム全体の最適化と検証を、実機が無い企画設計段階から行うことができるシミュレーションソフトウェアソリューションです。

アプリケーション①:IS群制御シミュレータ

レイアウトや経路設計、AGV制御設計の妥当性を解析するシミュレーションツールです。

仮想空間に、ロボット搬送システムとレイアウトや経路を再現し、iSwarming(R)群制御ソルバを使用して、搬送シミュレーションを行います。トラフィックフローや渋滞などのボトルネックを可視化し、搬送数を算出します。(旧名:ロボット搬送・輸送デジタルツインシミュレータ)

アプリケーション②:DT仮想環境Suite (DT仮想環境ACS - AGVs)

仮想空間に多数のAGVとそれらの運用環境を構築し、搬送システム全体の機能を検証するためのシミュレーションツールです。(旧名:仮想テスト環境)

本ソフトウェアは、DT仮想環境ACSとDT仮想環境AGVsで構成されます。お客様のAGV制御や運用環境に合わせたカスタマイズが可能です。

DT仮想環境ACSは、AGV制御サーバの機能を仮想化し、AGV管制、搬送アルゴリズムの正常性・品質を検証するためのプラットフォームです。通信を介して仮想AGVだけでなく、実機AGVも制御することができます。

DT仮想環境AGVsは、マップ上に複数のAGV機能を仮想化し、AGV制御、搬送アルゴリズムの正常性・品質を検証するためのプラットフォームです。

組込みモジュール①:iSwarming®群制御ソルバ

本ソフトウェアは、制御システムに組み込み、走行オーダー(From To)を受け取り、最適な経路を選定し、AGVの走行制御を行います。

物理シミュレーション技術を応用した制御アルゴリズムと制御デジタルツインにより、数百台規模のAGVダイナミクスを解析し、実機の応答遅延も加味して、少し先の未来を予想し、安全で効率的なトラフィック制御・衝突回避制御を行います。

Engineering Service技術サービス

設計と運用の首尾一貫性を保ち、実地試験の不適合を先出し、全体の工期短縮の成果を早期に実現するため、お客様の課題に基づいて、POCを実施し、OJTを行います。

また、お客様が使用するAGVや制御システムに組み込むためのカスタマイズを行います。

  • ① 倉庫・工場内AGV流れ・レイアウト最適設計 受託/OJT
  • ② AGV最適台数・スループット最大化シミュレーション 受託/OJT
  • ③ 仮想環境Suite (ACS, AGVs)のカスタマイズ 受託

AGV搬送システムの高性能化

・現有システムへ実装し次世代化

・同時制御台数の増加

・生産性・搬送数の向上

費用対効果の最大化

・投資コスト・運用コストの最小化

・AGV導入台数・コストを削減

・運用面積・賃料を削減

現地試験・調整の期間削減

・設計フロントローディングで開発期間短縮

・設計と運用の乖離を最小化

・設計時の仮想テストで不具合先出し